30歳 元看護士 T.Kさん
自衛官は忙しい職業ですが、思った以上に休日もしっかり楽しめます
出会いはちょっと不安でした
世の中の人の多くがSNSを使っていると思いますが、私と主人との出会いはそのSNSでした。
結婚相手との出会いのために使用していた訳ではないのですが、広範囲でいろいろな人と関われるのが楽しくって日常的に利用していたのです。
もちろん看護士という仕事をおろそかにしない範囲での利用です。
主人となった彼の考え方や価値観に共感して、ちょっとした交流が始まりました。
また、お互いに大の旅行好きという事も仲良くなれたキッカケでもあります。
私としては、このような出会い方には少し抵抗があったのですが、実生活で知り合った時よりも、お互いのいろいろな事を知り合えるという点では、とても良かったような気がします。
気軽なやり取りの中で、主人が自衛官と言うことは把握していましたが、それほど重視していませんでした。
それよりも人間的な魅力を感じていたからです。
何ヶ月かのやり取りが続いて、お互いの休日がちょうど同じタイミングだった事をキッカケに、多少警戒しながらも会ってみることにしました。
自然に結婚へと
初めて実際に顔を合わせた時も、お互いを良く知っていたという事もあってか、以前からの知り合いのような不思議だけれど自然な感覚で過ごせました。
短い時間お茶を飲んだだけでしたが、会話も弾み「また会おうね」と言って別れました。
最初は恋人同士になる事はそれほど期待していなかったのですが、自然な流れでデートを重ねるようになって…。
気が合い、尊敬でき、趣味も合う事で、想像以上に短期間の内に結婚へと話が進みました。
そんな話になってから、自衛官との結婚を現実的に考えてみたら、意外とメリットがあることに驚いてしまいました。
自衛官との結婚は、福利厚生がしっかりしているため手厚い補助が受けられます。
また官舎の家賃も安いです。
様々な事を考えると、出費を抑えることができるので、2人の大切な時間も金銭的にも余裕を持って楽しむことが出来ると思いました。
休日は不規則な事もありますが、基本的な日数は休暇を取る事もできると主人が教えてくれました。
自衛官のいろいろな事を知って、さらに結婚への意思が固まったという事もあると思います。
小さい頃からの夢であった看護士という仕事はとてもやりがいがあり、当時の職場にも満足していましたが、やはり自衛官は転勤が多いということで、きっぱりと辞めることにしました。
資格がある以上、どこへ転勤になっても働こうと思えば働けますしね。
休日はゆっくり
今の主人は階級が高い訳ではないため、転勤の心配もまだそれほどありません。
まだまだ、収入は自慢できるほど高いとは言えませんが、その分休暇が取りやすく、時には長いお休みを取ることもできます。
土日、祝日以外にも年末年始や夏季特別休暇、年次休暇などまとまったお休みあります。
今はそれが心地良い時間でもあります。
緊急事態などがあれば場合によっては、休みが取れなくなる事もありますが、今度はどこに行こうかと2人で相談するのが楽しいです。
そして多くの人が悩む転勤も、旅行好きの私たちにとっては好都合。
色々な土地を転々と移動できる事にむしろ魅力を感じています。