Q.男らしいイメージがあるけど、自衛官になる人ってどういう性格が多いの?
A.テレビで観る自衛官の姿は、まさに屈強で頼りがいがある男性そのものと言えますよね。
実際に「国民を守る」のが自衛官の任務なので、トラブルがある度に慌てたりテンパったりしているようではとても務まりませんものね。
常に冷静な判断ができる事が求められるので、性格的にも落ち着いて堂々としていて頼りがいがある男性が多いことでしょう。
そもそも正義感が強い男性でなければ自衛官の道を選択することはないと私は個人的には思います。
さらに運動能力が高くなければ訓練にもついて行けません。
運動神経が良いとなれば必然的に「体育会系」男子が多く、男気があり負けず嫌いで頑固な性格である可能性も高いでしょう。
軟弱でまわりくどい男性よりはわかりやすい性格ではありますが、扱い方を間違えるとやっかいな性格でもあります。
「今時?」という感じもしますが、やはり昔ながらの「三歩下がって歩く」女性を好む傾向はあるんじゃないでしょうか??
もちろん結婚観も古風な部分があるので「家の事は女性におまかせ」というスタンスも仕方がなさそうです。
特に任務で家を空けることも多いので、自衛官と結婚した女性は家庭を守らなければなりません。
規律が厳しい自衛官の世界では、集団行動を乱すことが許されません。
一人一人が好きな事をしていたら自衛隊は成り立ちませんし、作戦も何もなくなってしまうので、極端に言えば制服を着たら皆が同じ人間に見えるように個性を消す事も大切です。
現代の風潮としては個性や自由が重んじられている傾向があり、ルールに対して甘い会社や学校も増えているので、ある意味そちらが普通になりつつあります。
そんな中自分の個性を消そうとしている自衛官は逆に独特の雰囲気があって目立ってしまうかもしれませんね。
男らしくて頼りがいがあって真面目で…と良い所尽くしの自衛官ですが、彼らにもコンプレックスはあります。
普段男性ばかりの職場という事で、女性の目を意識した行動に慣れていません。
身も心もどっぷりとその生活に慣れてしまうと、お洒落にも気を使わなくなり、女性とどのように接して良いのかわからなくなってしまう人もいるでしょう。
また運動神経は小さいころから良かった可能性が高いので、比較的女性にモテる人生を送ってきた男性も多いそうです。
その結果プライドが高くなり、
「俺はモテるんだ!」
というプライドと
「女性慣れしていない」
という事実に矛盾を感じているに違いないので、女性慣れしていないことを指摘されるとカチンと来てしまう自衛官もいるんじゃないでしょうか??
女性にはあまり馴染みのない「根性!」「気合い!」が基本になる生活なので、扱いにくい性格ではあるかもしれませんが、今時の「草食系男子」に比べて男らしい男性であることは間違いなさそうですね。