身近に自衛官と恋愛していたり結婚したりという人がいない限り、自衛官との恋愛や結婚事情がどうなっているのかわからない場合が多いですよね。
しかしJ婚を始める上では、ある程度知っておいた方が良いんじゃないでしょうか。
恋愛事情
自衛官の勤務体制が一般的なサラリーマンと違うという事はご存知でしょうが、所属部隊によっては1年のうち半分以上は泊まり込みという勤務状況も考えられます。
当然デートをする時間や回数も普通のカップルよりは少ないですし、会う時間も限られているので、いつも彼氏と一緒に居たいという「恋愛体質」の女性にとっては、自衛官との恋愛は難しいかもしれません。
国民の安全を守っている自衛官の恋人に「仕事と私とどっちが大事なの?」という質問も禁句です。
しかし日々過酷な訓練をしている訳なので、離れているからといって浮気の心配は必要ないと言えるんじゃないでしょうか。
あまり会えないという事も後押ししているのか、収入面では安定しているので付き合って数か月で結婚するというケースも多いようですが、一方では独身を貫いて老後の生活を楽しむために貯金をするという自衛官もいます。
勤務によっては衣食住が無料で提供されたりと、独身者には快適な生活環境なので、困ることがないというのも原因となっているようです。
また「女性に慣れていない」という自衛官も多く、どちらかといえば恋愛に奥手だとも言えます。
結婚事情
自衛官が結婚する時期を平均すると、最初の1~2年と中級課程以降に別れます。
前者は学生時代から付き合っていたパートナーと、後者は自衛隊になってから知り合った女性と結婚するという場合がほとんどですが、その中には友人の紹介や職場結婚、もちろん婚活パーティーやお見合いで知り合った場合も含みます。
職場結婚というのは女性自衛官や事務官ですが、結婚したいと思っている自衛官にとってそれ以外に「女性との出会いがない」というのは切実な悩みなので、J婚ブームは非常に嬉しい限りでしょう。
自衛官と結婚する相手には身辺調査があります。
二親等までの関係に適性国家の出身者や反社会的団体に属していないか、犯罪歴などが調べられます。
万が一該当したところで解雇には及びませんが、情報を扱う部署や中枢に近いポジションにはなれない可能性もあります。
普通のお仕事とは違い危険を伴う場合がありますし、結婚生活の中で不安に思う事が多いというリスクもありますが、それを理解出来る自立心の強い女性が自衛官との結婚に向いていると言えますね。
まとめ
一般的な仕事とは様々な違いがある為に恋愛にも様々な困難が予想されますが、それを乗り越える事で強くなれば結婚してもうまくやっていけるでしょう。
「国を守る」という職業を選択した彼を、あなたは十分に支えてあげてくださいね。